第608回:働き方改革で見直しを迫られる時間管理の考え方
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Image: weekly-net.co.jp
働き方改革関連法により求められているトラックドライバーの荷待ち、手待ち時間ですが、その時間を有効利用して、SNSへの投稿などで活躍する人も増えてきているようです。
実際、トラックドライバーの方には時間の使い方が上手な人が少なくないように思えます。効率的な時間管理なくしてはリードタイムや納期に対応できなくなるわけですから当然のことでもあります。
ただし、荷主サイドは手待ち、荷待ちが発生しないような合理的なタイムマネジメントを導入すべき時期に来ているといえるでしょう。
一般に日本の時間管理は「開始時間にはきびしく、終了時間に対する意識は弱い」といわれています。開始時間には1分の遅れもないことが求められますが、終了時間が過ぎても、残業などが平気で要求されるわけです。
そしてそれが「きちんんとした労働対価を支払っていない」という不満の一端を担うことになるともいえます。
当たり前のことですが「何時に始まり何時に終わるか。開始も終了も合理的な根拠のもとに設定し、ムリなく集合できてムリなく終了できる」という方針での納期やリードタイムの設定を徹底する時期に来ているといえましょう。
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