【広島】廿日市自動車学校内に開設した黒井交通教育センター廿日市校(名越康浩センター長)はこのほど国交大臣の認定を受け、運行管理者等指導講習を開始する。県内の自動車学校での実施は5か所目とのことで、同市周辺での利便性向上が期待できる。

同校を含む全国33か所で教習所を運営する黒井産業(山形県)は50年以上、地域の交通安全教育を担ってきた。昨年、この実績を元に仙台市に同センターを開設。5月13日、2校目を廿日市自校内に開校した。

指導講習は一般講習(貨物)を同31日から年6回開講予定。和田徹マネジャーは「今後、基礎講習の開講も検討したい」と話す。なお、運行管理者試験は今年度からパソコン端末上で回答するCBT試験に全面移行するが、「試験対策の準備も進めたい」という。

また、企業向けの安全講習や運輸安全マネジメントの解説セミナーも開講。気付き、考えさせるコーチング理論を重視する同校は「押しつけの学習でないからこそ、経験豊富なプロドライバーにも利用してほしい」と話す。

 

◎関連リンク→ 廿日市自動車学校