西尾レントオール(西尾公志社長、大阪市中央区)は3月17~19日の3日間、うめきた外庭SQUARE(同北区)で日本貨物鉄道(JR貨物)の協力のもと、LQCアプローチ商品発表会「仮設のチカラ Vol.1」を開催した。

LQCアプローチとは「Lighter、Quicker、Cheaper」の略で、「手軽に、素早く、安価に」を表している。同社では、これまでイベントや建設現場で培ってきたノウハウや商品を「仮設のチカラ」として高め、今後ますます多様化するニーズにこたえるため、今回、商品発表会を開催した。

会場ではJR貨物の協力を得て、「コンテナBOX」(事務所タイプと店舗タイプ)を発表。鉄道コンテナを活用して製作されたこの商品は、輸送・設置が簡単で移動性に優れており、同社ではLQCアプローチに基づいたこれらの商品を、JR貨物の持つ鉄道輸送網を通じて全国に供給を計画している。

発表会ではそのほか、トレーラ一体型で確認申請のいらないLQC商品として好評を博しているという「トレーラーBOX」の用途開発を行い、バリエーションを増やしたことも発表。医療用、シャワー室、事務所などとして活用されるトレーラーBOXを展示したほか、JR貨物の被災者支援事業向けコンテナ活用のパネル展示も行われた。

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