ロジスティードは、最新テクノロジーで〝事故ゼロ〟をめざす安全運行管理ソリューション「SSCV-Safety」に、労務管理の精度向上を支援する「デジタル労務管理」機能を追加したと発表した。

「SSCV-Safety」は「予測する・見守る・振り返る」の3つの機能に加え、デジタル点呼簿やデジタル日常点検簿など、デジタルの力で輸送にかかわる管理業務の負荷を軽減する機能を実装している。

今回、輸送事業者の法令順守をサポートするため、デジタコと連動したドライバーの労務管理機能を追加。

運送会社の労働時間管理・安全管理支援クラウド「JICONAX(ジコナクス)」を導入し、デジタコと連動して走行実績を取得することが可能となる。

また、デジタコ情報と専用の労務管理ソフトによる出退勤情報から労働時間を正確に自動計算し、改善基準告示の各基準値に対する超過アラートが一目で把握できる。そして現在利用中のデジタコと連携ができ、タブレット端末で出退勤情報を簡単入力も可能。

同システムの導入により、ドライバーの労働時間の正確な可視化、管理業務効率化、また計算ミスやデータ改ざんの抑止が期待できるとしている。

今後同社では、SSCVとJICONAXとの連携を強化し、勤務状況を加味した事故リスク予測や、運行指示書への労働時間実績反映など、より精度と利便性の高いサービスの提供をめざすとしている。

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