センコーグループホールディングス(福田泰久社長、東京都江東区)とランテック(山中一裕社長、福岡市博多区)、中国の「中外運跨境電商物流有限公司(シノトランスエア)」の3社が出資する合弁会社「中外運扇拡国際冷鏈物流(上海)有限公司」が、中国・上海市嘉定区内に冷凍・冷蔵機能を持った「上海低温物流センター」を稼働させた。

中外運扇拡は、センコーの現場力とランテックの冷凍・冷蔵物流の技術・ノウハウを生かし、中国国内の冷凍・冷蔵物流需要に対応するため設立され、今回2018年11月に稼働させた「北京物流センター」に続き、同社2拠点目の低温物流センターを開設させた。

新センターは、上海市と近郊主要エリアをつなぐ高速道路へもアクセスが良く、上海市及び近郊地区をカバーできる好立地にあり、シノトランスエアのグループ会社が所有する倉庫の一部を賃借し、日本品質のサービスを提供できるよう改造。

延べ床面積約3830平方mの2階建ての冷凍・冷蔵倉庫で、トラックバースには、ドックシェルター8基を備え、外気温に触れることなく保管商品の荷捌きが可能となっている。

◎関連リンク→ センコーグループホールディングス株式会社