ナカオ(山口県下関市)は、手すり一体式折り畳み構造を採用したアルミ製トラック昇降ステップ「トラックライム」を提供している。天板と手すりの組み立て・収納はワンタッチで操作可能。幅広ステップは1段伸縮でき、さらに伸縮脚調節も行える。

 

同社東京営業所の山崎貴弘氏は、「当製品は開閉式の手すり構造で、かつワンタッチ操作での折り畳み構造のため、簡単にセットできる。収納時には昇降面に手すりが折りたたまれているため、手すりを開いて設置しないと昇降できない安全構造が魅力」と語る。

 

手すりを持って身体の向きが変えられる天板付き。同氏は、「梯子タイプでは通常、天板は搭載されてないものが多いが、安全性向上として昇降時常に背面昇降ができる様に体の向きを変えられる天板を設置した」と説明する。

 

 

「天板がないものは、コンパクトにはなるが、昇降時、特に降りる際にはトラックの荷台より低い位置に足を伸ばす形になり、足元が見えにくく不安定な状態になる。そのため、天板上で体を回転させて常に手すりを持った状態で背面昇降にできる構造とした」と解説。また、「天板は体の向きを変えるだけでなく荷を積む際の一時退避場所としても利用いただける」とも。

 

ユーザーからは、「薄型で持ち回りが楽。トラック荷台の隙間にも収納でき便利」「これならトラックの乗り降りで3点支持ができる」といった声が寄せられているという。

 

「『トラックからの昇降をより安全に』をコンセプトに作った」という同製品。山崎氏は、「NETIS登録により、新技術として国交省にも認められているため、安心してお使いいただける」と呼びかけている。

 

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