日本ローカルネットワークシステム協同組合連合会(JL連合会)東海北陸地域本部は6月24日、名古屋クラウンホテルで23年度の運営方針発表会を開催。新体制がスタートし、今年度、地域本部長に就任した辻直樹氏(マイシン、愛知県豊橋市)があいさつで思いを述べた。

「受けた以上は頑張らせていただく」。自らを奮い立たせるかのように力強い言葉を発し、乗務員、実務者時代からのローカルや歴代地域本部長との関わりを振り返った辻氏は、前地域本部長の文堂史朗氏(メイギライン、愛知県一宮市)に対して、「コロナ禍にあってもリアルで人を集め、顏と顔を突き合わせて話をすることの意義、ヒューマンネットの強さを教えてくれた」と敬意を表した。

今年度の連合会活動方針は「強く、やさしく、おもしろく」。地域本部年間スローガンに「運送業 輝く未来の一歩先へ ローカルネット」を掲げ、地域本部の活性を図ることを約束した辻氏。「ぶれないというポリシーを持っている。きちっとやりたい」と自身の方針を示したうえで、実務者大会等、各単協最低1人の参加を要請。

4期8年地域本部長を務め、辻氏にバトンを託した文堂氏は、「叱咤激励を受けながら、良い経験をさせていただいた。素晴らしい仲間に協力をいただいたことに感謝申し上げる」と礼を述べ、辻氏のリーダーシップに期待を寄せるとともに、業界のさらなる発展を祈念した。