ソフトバンクロボティクス(東京都港区)は9月12日、「世界の技術で物流を最適に」をコンセプトに掲げ、AI・ロボット技術を活用して物流の最適化を提案する「物流自動化事業」を開始すると発表。同13日には、同社が提案する様々な物流自動化ソリューションを体験できる施設「SoftBank Robotics Logistics Innovation Lab」を、千葉県市川市のESR市川ディストリビューションセンター内にオープンした。

同施設での説明会で坂⽥⼤ロジスティクス事業本部⻑は、「2024年問題として話題の物流業界での働き方改革は、ドライバーだけでなく倉庫スタッフへも影響がある」とし、「人海戦術の現場では早晩、破綻するだろう」と指摘。「様々な事業背景や課題を抱える顧客に対し、最適なソリューションを提案し、入口から出口までサポートしていく」と語った。

具体的には、⾼密度⾃動倉庫システム「AutoStore(オートストア)」と連動するARスマートグラス「Picavi(ピカビ)」やロボットソーター「t―Sort」など、「世界の技術で倉庫内の全体を最適化する」という。

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