写真は、兵庫県内にある中国自動車道上り線の加西サービスエリア(SA)に設けられたフードコートの様子。4人掛けのテーブルが15ほど置かれ、向かい合う双方から見られるように1卓に2枚のステッカーが張られている。

 

「Gマークってなに?」と最上段に書かれ、「安全に対する優れた取り組みが認められた事業所のトラックの目印」「Gマークのトラックは事故の割合が20%以下」とイラストや、グラフを使って社会全体にアピールする全ト協が作ったステッカー。3年前の7月、石川県金沢市に向かう途中で立ち寄った舞鶴若狭自動車道・西紀SAでも見たことがあった。

 

全ト協によれば「2017年に(東名高速の)海老名SAだけでやっており、2019年から35か所になっている」とのこと。今年も1008枚のステッカーが7月1日~同31日まで、ネクスコ3社の管内にある主要35SA内のテーブルに張られ、飲食に訪れたドライバーや家族連れに向けてGマークを宣伝。

 

食事を終えて施設から出ると、目の前に広がる駐車場には多数のトラック群。「おとうちゃん、アレ、さっき見たマークだよね」という会話が聞こえてきそうだ。