国土交通省は4月27日、道路の5カ年対策プログラムを発表した。政府の防災・減災、国土強靭(きょうじん)のための5カ年加速化対策(2021~25年度)を受け、高規格道路の開通見通しや、橋りょうの老朽化対策などに関する具体的な事業箇所を明示。単年度の事業計画が原則の同省が中期の事業見通しを公表することは極めて異例で、激甚・頻発化する災害や、加速する道路施設の老朽化に対する「抜本的対策の重要性を広く訴えていく」ことが狙いだ。(田中信也)
【写真=高規格道路のミッシングリンク解消や、両側暫定2車線区間の4車線化などの対策を推進(圏央道の暫定2車線区間)】


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