「物流業界の活性化」を事業目的とし、物流に特化した各種研修を展開する物流応援団ヤマネット(山田泰壮団長、愛知県小牧市)による第33期「物流マネージャー実践研修(リーダーシップトレーニング)」が名古屋市のウインクあいちで行われている。

同研修は「模擬=日常」をテーマに、5か月間で3つの成果(社風向上・事故撲滅・業績向上)の出る活発な行動を習慣化するプログラム。全6講座で構成され、今期は名古屋と福岡でのリアル開催を実施している。

この日はゴールへの折り返し地点となる第3講座。山田団長が自著にも込めた「人間関係の本質(コミュニケーション)」を学び、「聴く」と「伝える」のトレーニングを実践。午前は受講生によるプレゼンテーションを行い、午後はコーチングについて学んだ。団長が「エネルギーのキャッチボール」と表現したように、プレゼンではアドバイザーが投げかける的確なアドバイスに発表者が前向きに反応。「出し手」と「受け手」双方が熱量の高さを示し合い、互いにブラッシュアップを図った。

山田団長は「社員が快活に働いてくれることが事故防止につながる」として、キーマンとなる受講生の奮起に期待。「物流を担うリーダー育成のために、自分も日々伝え方を学んでいる」と話し、10月から開催予定の34期に向けての準備も進めている。

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