愛東運輸(村山記生社長、愛知県刈谷市)はこのほど、みよし市の中部トラック総合研修センターでエコドライブ講習会を実施した。

これは燃料高騰を受け、運転操作が燃費に与える影響を理解することを目的として実施されたもので、同社としては久々の大規模研修。エコドライブ講習のほか、あいさつ訓練、愛知日野自動車による日常点検、毎年自社で行っているリフト講習、新人ドライバーを中心としたバック運転の練習、木鶏会も行われた。

ドライバーらは荷物を積載した研修車両(中型・大型)を使用してコース内1キロを走行し各人が燃費テストを実施。1回目の診断結果と研修員からのアドバイスをもとに2回目は改善を意識して走行し、燃費向上の感覚をつかんだ。

センターの研修員は「心遣いとエコドライブで燃費向上、事故防止、二酸化炭素排出量の削減につなげてほしい」と話し、村山社長は「燃料の高騰など難しい時代になってきたが、皆で会社を守っていかなければならない。経費削減し乗り越えていけるように今日学んだことを生かしてほしい」とコメント。村山明子会長は同社の創業者である前田源吾氏が初代理事長を務めた研修センターで実施できたことにふれ、「喜んでくれていると思う」と感慨深い様子で研修を見守った。

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