エース(林博己会長CEO、北海道石狩市)は6月13日、北海道交通遺児の会(工藤修二会長)に対し、100万円の寄付金を贈呈した。

毎年恒例の取り組みで、中野政嗣社長、林美奈専務、山口富夫総務部長が同会を訪問、同会の吉田正昭専務に寄付金を渡した。吉田専務からは感謝状が贈られた。

吉田専務は「毎年多大なる支援をいただき、ありがとうございます」と感謝の言葉を述べ、「全道の交通死亡事故と交通遺児の数は漸減しており、令和3年度の交通遺児は199人。前年度より7人減り、200人を切った。高校生34人に対して奨学金を支給したほか、30人あまりに入学金・修学旅行支援金をそれぞれ支給、また、175人に図書カードを贈呈した。同4年度からは、奨学金の対象を大学生・短大生・専門学校生にも拡大し、卒業祝金も新設した」と活動状況を報告した。

中野社長は「交通遺児は減っているが、まだゼロではない。限りなくゼロに近づくよう今後も支援を続けていく。社内でも、ドライバーに安全に関する指導・教育を引き続き行い、1人でも交通遺児が減少するよう取り組んでいく」と述べた。

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