ダイフク(大阪市西淀川区)はこのほど、滋賀事業所(蒲生郡日野町)内のマテハン・ロジスティクスの体験型総合展示場「日に新た館」をリニューアルオープンした。

同施設は1994年の開館以来、世界約90の国と地域から延べ約50万人が来館したという。今回のリニューアルでは、最新のマテハンシステム・機器54種を新たに展示。機器の説明だけでなく、場内に配置した大型ディスプレイで、納入事例や現場での活用方法を映像で紹介している。

同施設の加藤康弘館長は、「新型コロナの影響で2020年3月より一般見学を中止していたが、その期間を利用して大規模リニューアルを行なった。今後は、世界最先端の体験型総合展示場という役割だけでなく、地域社会との共生のために開かれた場としての役割も担っていく」とし、「皆さまのご来館をお待ちしています」と呼びかけている。

 

下代博社長は、「当社はコンサル、システム構築から、生産、据え付け、アフターサービスまでのトータルサポート体制を構築しており、マテハンシステムを構成する主要な製品を自社で開発・製造していることが強み」と説明。「今後も、『日に新た館』を通して世界のユーザーと向き合い、満足いただける最適・最良のソリューションを提供するとともに、社会課題を解決し、新たな価値創造をめざしていく」とコメントしている。

 

◎関連リンク→ 日に新た館