広島ト協(小丸成洋会長)は今年も県警、広島東洋カープと連携し、交通安全の啓発ポスターを作成した。事業は平成25年度に始まり10年目。前年に活躍したカープの選手をモデルに県民に交通事故防止を呼びかけるもので、今年は5300枚作成した。

今回はシーズンだけでなく東京オリンピックでも抑えとして活躍し、抜群の守護神としてセ・リーグ新人王に輝いた栗林良吏投手をモデルに起用。マウンド上での力強い表情の栗林投手と「自分に勝つ、交通安全」の文字が印象的なデザインだ。

森井茂人専務理事は「厳しいプレッシャーの中で自分の気持ちに勝って試合を締めくくる栗林投手の姿を見て、車を降りるまで緊張感を持って運転してほしい」との思いを込めたという。ポスターは県警に贈呈したほか、広ト協会員には5月の広報誌に同封し配布した。

 

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