カーニバルグループ(東京都港区)は、未経験者からのドライバー育成・就職をサポートする採用プラットフォーム「LAND:PILOT(ランドパイロット)」を手がけている。川島康平社長は、「ドライバー未経験の求職者に大型免許や危険物など専門性のある資格取得をサポートしている。厚労省の助成金受給額から費用をいただく仕組みのため、求職者はもちろん、運送会社さんも実質無料で利用いただける」と説明する。

 

求職者の利用条件は、「普通免許(AT限定含む)取得から1年以上経過していること」のみ。「今年5月から施行の道交法緩和も相まって、若者の間口も広がる。無料で大型免許を取得でき、最短10週間で大型ドライバーに転職できる」と胸を張る。「深刻なドライバー不足への対応には異業種からの流入が必要」とし、「異業種から転職してきたドライバーの方が、定着率が良いというデータもある」と語る。

 

「求職者の大半は運送業未経験のため、『手積み・手下ろし』『長距離・地場』などの具体的な希望が本人も分からないことが多い」とし、「入社してからのギャップを防ぐため、カウンセリングでは価値観を入念に確認する。例えば、『自分の時間を大切にしたいか』という問いに『YES』であれば地場の会社を提案する」という。

 

また、同社では、即戦力採用に特化した「LAND:PILOT PROFFESIONAL」も並行して展開。「地域や保有免許の条件に合った求職者を最短1週間でマッチングする」という。「稼働していない車両でも固定費が発生しており、無駄な出費になっているはず。当サービスで即戦力を確保し、眠っている車両を少しでも活用いただければ」と語る。「採用費用も通常の人材紹介の3分の1程度」という。
21歳で現役大学生という同社長。「ECの荷物需要が高まる一方でドライバー不足は今後ますます加速していくことは明白。何かできることはないか」と起業の経緯を振り返る。

 

「今後は求荷求車や配車管理システムなども提供したい」と青写真を描く川島社長。「運送会社さんに寄り添いながら、お役に立てるサービスをお届けしていく」と語った。

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