遠州梱包運輸(辻直樹社長、静岡県浜松市)ではこのほど、マイシン(同、愛知県豊橋市)がグループ化した新体制下で初となる安全会議を実施し、安全品質における意識の向上と共有をはかった。

M&Aを経てマイシンの辻氏が新代表になったのが昨年の8月。半年以上をかけて会社として新たな方向性を示しながら社内外における整備をすすめてきたなかで企画された会議は、「Gマークの取得」をメインテーマとして2回に分けて開かれ、全従業員が出席した。

「まずは第一歩」と前を見据えた辻氏は今回の動きを受けて所感を述べ、「皆が前向きな姿勢で、『事故をなくさなければ』という意識で臨んでくれたと思う」とその手応えに言及。講演に動画視聴、KYTなどを盛り込んだ内容を通しては「各ドライバーの現状把握につながった」と語り、「起立」や「着席」といった掛け声に対しても機敏な動きが見られた点を挙げて評価した。

 

また先日には同社とマイシンの管理者が集ってのゴルフ交流会を開催し、一体感の向上と親睦をはかった同社。違う歩みを続けてきた両社が辻氏のもとで歩幅を合わせる動きをすすめつつ、遠州梱包運輸内では今後も同様の会議を随時企画、実施してその意識を高めたいとしている。

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