事業再構築補助金を活用し、ドローン事業に新規参入した名備運輸(丸川靖彦社長、愛知県小牧市)に、このほど農薬散布用ドローンの第一号機が納入された。本社横にはコンテナ事務所も設置され、今年度は事業の本格展開が期待される。

昨年度、設立50周年を迎えた同社は、次の50年に向けて人に優しい物流企業、社会的役割を果たす企業を目指す「MEIBillage(メイビレッジ)構想」を打ち立て、その一つとしてドローン事業に着手。農薬散布のほか災害支援等にも対応できるよう、ドローンスクールDSA(梅原丈嗣代表)の協力を得てドライバーら8人を操縦士として育成してきた。

同事業には1チーム2人体制で臨み、「まずはスクール卒業生の散布業務を手伝う形で展開への土台を作り、夏を目途に売り上げが立つ体制を整えていきたい」と丸川翼取締役はビジョンを語り、機体も徐々に4機まで増やしていくという。

 

事業部は縁起の良さと働きバチをイメージしてWINとBEEを一体化させた名称を予定しており、ロゴマークが完成すれば機体にもペイントを施す。

 

丸川取締役は「これからの50年、いろいろなことに挑戦していきたい。ドローンでの橋や鉄塔の点検業務も需要はあるが人手が足りないという話を聞く。ゆくゆくはそういった部分も手伝えれば」と話し、今後の普及に備えて操縦技術を高めていきたいことにも言及した。

 

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