フォークリフトの安全機器やサービスを提供しているツールマート(四家英彦社長、福島県郡山市)は4月12日から、フォークリフトの危険運転の現状把握やリスク解析ができる「フォークリフトAIレポーター」の利用に必要な専用ドライブレコーダー「RDR3」のレンタルサービスを開始した。

昨年10月に発売した「フォークリフトAIレポーター」は、かねて、同社に「全国安全週間などで行う、フォークリフトによる事故防止の教育に必要なデータが欲しい」といった問い合わせから生まれた安全管理支援ツールで、AIプログラムがドライブレコーダーの映像を自動解析して危険な運転操作などの状況をレポート化してくれる。

このツールには多くの問い合わせや反響が集まったが、解析を行うためには専用ドライブレコーダー「RDR3」が無ければならないため、事業者からは「ドライブレコーダーを購入するとなると簡単に導入できない」との声もあったことから、レンタルサービスを開始することとなった。四家社長は「フォークリフト専用として開発したドライブレコーダー「RDR3」を低コスト・短期間で導入することを可能にしたので、職場の安全意識を高めて事故を防ぐためにも『フォークリフトAIレポーター』を活用してほしい」としている。

◎関連リンク→ ツールマート株式会社