ダイセーエブリー二十四(田中孝昌社長、愛知県一宮市)は、3月24日、静岡県浜松市内の「浜松ハブセンター」の拡張移転による竣工式を執り行った。

今回の移転は近年における社会環境変化の影響による流通の多様化へ対応するため計画されもので、「浜松IC」にほど近く、豆腐をはじめとする大豆食品や乳製品などの日配品、弁当などの米飯類・惣菜類をはじめとしたチルド食品の出荷・配送、一時保管や仕分を含む流通加工を行って北陸から四国・九州まで幅広いエリアでの配送を担う。

旧センターと比較した主な変化としては冷凍設備を新たに導入したほか、トラックバースを8基から14基、倉庫面積およそ3倍、敷地面積およそ4.2倍など施設の拡充があげられ、非常用発電装置や太陽光発電の設置などでBCP対策も施した。

新センターは4月1日から稼働をはじめ、配送ネットワークの再構築をすすめる起点としたい考え。同社では今後も物流DXの推進やSDGsへの取り組みにも前向きな姿勢を示しており、動きが注目される。

◎関連リンク→ ダイセーエブリー二十四株式会社