藤久運輸倉庫(久米博明社長、愛知県刈谷市)はこのほど、刈谷市内の福祉型児童発達支援センター「しげはら園」へ、手すりにつかまったまま体重が測定できるバリアフリースケール1台を寄贈した。

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寄贈式は刈谷市役所で行われ、久米社長と長坂充久取締役が出席。久米社長はあいさつで、同社をよく理解する名古屋銀行から「寄贈をサポートする商品」の提案を受け、地域貢献活動・SDGsへの取り組み・健康経営の推進に資するものと判断し寄贈に至ったと経緯を述べた。

 

「子どもの育成にお役に立てば」と活用に期待を込める久米社長に向けて稲垣武市長は、「体重は健康のバロメーターの一つ。大変ありがたい。保育士も助かるだろう」と厚意に深謝。企業との連携による社会貢献活動にも関心を寄せた。

 

同社ではかねて、社会福祉協議会を通じた寄付や子どもたちへの交通安全教室などを行ってきたが、今回のような取引銀行を介しての地域貢献活動は初となる。久米社長は「自社だけでは限界もある」として、今後もこうしたパートナーとの取り組みを通じて企業価値を高めていきたい考えを示した。

 

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