〝あらゆる「届ける」を解決する〟をミッションとするロジクエスト(三ツ木研二社長、東京都千代田区)は、バイク便を中心とした配送システムのAPIを開発し、サービス受付を開始した。

近年、巣ごもり需要を背景とした小売・飲食業界におけるECの普及はもとより、PCR検査やWebで予約した調剤薬局の配送など、非対面・非接触に対応したデリバリーサービスへの需要が高まっている背景から、顧客のビジネスの幅を広げる選択肢として手軽に配送機能を利用できるよう、APIを介した配送サービスの提供に至ったという。

同サービスでは、顧客側の受注等システムと同社緊急配送システム同士がAPI連携することで、受注後の配送依頼や納品までの所要時間の照会、エンドユーザーや出庫担当者への連絡など、従来事業会社において⼈が介在していた作業が⾃動化されている。これによって、サービス利用者は、業務効率の改善やエンドユーザーに対するサービス向上、配送需要の変動に応じた配送リソースの確保・業務習熟などの課題解決につながるメリットがあるという。

同社は今後について、「首都圏を中心にECや保守サービス、医療医薬品業界などの一定に緊急配送需要が見込まれる事業者への提案を推進していく」とし、「業務効率の改善やサービス向上などの事業展開を後押しすると共に、インフラ産業として社会に貢献していく」と示した。

◎関連リンク→ ロジクエスト株式会社