三菱ふそうトラック・バスは3月15日、電気小型トラック「eCanter」の次世代モデルの試作車両を、同社喜連川研究所(栃木県さくら市)で公開した。

同モデルでは、車両ラインアップを拡充し、より細かな用途に対応するとともに、航続距離や安全装備等の性能をさらに改良した大規模量産モデルとして発売を計画しているという。同社では、寒冷地や温暖地など多様な厳しい環境下での走行試験を国内外で行い、発売までに計100万km以上の走行テストを実施するとしている。

開発本部長を務める安藤寛信副社長は、「商用車の電動化を推進し、関連設備への投資を拡大している。CO2ニュートラルな輸送の実現で、顧客のビジネスだけでなく、社会全体のサステナビリティへの貢献を目指す」としている。

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