岡山ト協が制作した広報動画「岡トラでトラ活!」がPR拡大の第2弾として、KADOKAWA映画「とんび」とのコラボレーションの格好で〝映画館デビュー〟する運びとなった。岡ト協YouTubeチャンネルでの動画閲覧が1万3000回(3月6日現在)を超えるなど配信開始から順調に推移しているが、さらなる視聴者層の拡大に期待が掛かる。

スマートフォンから多くの情報を得る若い世代にトラック運送の魅力を伝えようと、実務に携わる青年協議会メンバーらがドライバーやトラック、撮影場所を提供して作り上げた動画。一方、阿部寛さんが主演する映画とんびは4月8日から全国で公開されるが、その前に映画館で流される作品CMとコラボ上映するもの。時間は計30秒で、とんびのプロモーション映像が前半。その後に「岡山県トラック協会は映画とんびを応援しています」の画面に続いて岡ト協の動画が15秒間流れる。

岡山出身の重松清氏のベストセラー小説が映画化された「とんび」は、県内の7市1町がロケ地となるなど県民の関心も高い作品。トラックドライバーとして働く父(阿部さん)と息子(北村匠海さん)の絆が描かれている。

一方、プロの技術や歩行者への思いやり、一般から見たトラックの印象などをコミカルなタッチで撮り込んだ岡ト協制作の6秒動画は11本仕立てだが、そのうち採用されたのは2本。制作段階から関わったことで「一般の目線で作っているから伝わりやすいと思うが、特にこの2つがいいのでは…と本部に声掛けした」(政岩卓・青年協会長)との事情もあり、横断歩道を渡る親子を見守る「やさしいドライバー編」と、見事なテクニックを披露する「縦列駐車編」に決まった。

なお、同CMが上映される映画館と日程は次の通り。

イオンシネマ岡山=3月11~4月14日▽TOHOシネマズ岡南=3月18~同31日▽MOVIX倉敷=3月18~4月7日

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