【広島】廿日市自動車学校内に開設する黒井交通教育センター廿日市校(名越康浩センター長)では、4月から運転者適性診断を実施する。これまで近場に施設がなく診断が難しかった岩国市からも来校しやすくなり、和田徹マネジャーは「近隣の事業者の選択肢の一つになれば」と話す。

診断は一般、初任、適齢、特定Ⅰに加え、カウンセリング付き一般診断の5種類を実施。「採用面接の合否判断の一つにカウンセリング付きの一般診断の結果を求める事業者もあると聞く。事故防止の取り組みの一つとして積極的に利用してほしい」と同マネジャー。

 

同校は、全国33か所で自動車学校を運営する黒井産業(山形県)が、プロドライバーに対して幅広い交通安全教育を行うことを目的に昨年5月に開校。国交省認定事業として運行管理者の基礎・一般講習のほか、企業向けの安全講習や運輸安全マネジメントの解説セミナーを開講し、受講実施を増やしている。

 

また、同センターは2月4日付でISO39001(道路交通安全)を取得した。

◎関連リンク→ 黒井交通教育センター