食品輸送を展開する大阪市住之江区の陽翔通商(山本哲男社長)は昨年11月、本社と埼玉営業所の両事業所でISO39001・道路交通安全マネジメントの認証を受けた。

同社はトレーラやトラックなど45台の冷凍車や海コントレーラ、鋼材トレーラなどを保有し、食品輸送をメインに大型車で配送している。ドライバーや会社全体の交通安全に対する意識改革と会社のブランディングを目的に昨年2月に認証取得のためのキックオフを行った。

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同社ではトレーラや大型トラック全てにデジタコを導入。速度や燃費などを把握し、小さい事故すらも起こさないように徹底した管理と教育を図ることで、大幅な事故防止につながった。さらに、ISO39001の取得を目指すことでキックオフ以前と比較して、ドライバー一人ひとりが大きく変化したようだ。

山本社長は「輸送品事故に交通事故、全ての事故ゼロがその会社の評価であり、財産と言える。ISO39001認証取得をきっかけに、会社のブランディングを図ることで、取引先からの評価向上を図るとともに、それに対する運賃などの適正な収受を行って事業の安全と発展を目指していきたい」と語った。

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