SY―Link(エスワイリンク、成沢拓也社長、千葉県柏市)は展開中の貨物追跡ツール「イツクル」をアップグレードさせている。

同システムは路線便および宅配便をメインに、CSVデータで一括、または配送番号から個別に貨物状態と履歴が確認可能な物流ツール。従来、運送会社ごとに1件ずつ確認していた業務を効率化することで、業務負担の軽減を目指す。

アップデートにより対応企業が9社から21社へと増加。北海道から九州まで全国対応を実現した他、他社ナンバーの照会も可能としたためサプライチェーン上のあらゆる段階で貨物状況を速やかに確認可能となった。その他にも、委託運送会社が定刻通りに配送完了できているのか、といった評価ツールとしての活用も好評だという。

同社担当の赤倉司氏は「昨年12月だけでも10万件の検索があった。自社のオペレーションでも使用した所、業務時間を最大5分の1程度まで削減することに成功している。3か月のフリープランもあるので、業務効率化と負担軽減を課題としている方は検討いただければ」としている。

同商品は今後シームレス化を目指し受発注システム、電子伝票作成システムなどAPI連携を検討中。

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