横浜低温流通(伊澤進社長、神奈川県厚木市)は、新たな物流センターとして「新厚木ロジスティックセンター」の建設を開始した。2024年3月の竣工を予定する。

新センターの住所は厚木市愛甲東2丁目1673。東名高速道路厚木IC、小田原厚木道路厚木西IC、新東名高速道路厚木南ICにほど近い立地。鉄道駅としては小田急小田原線の愛甲石田駅が最寄りとなる。

地上3階建てで、チルド(5度から10度)、スーパーチルド(0度から5度)、冷凍(マイナス25度からマイナス15度)に対応する。敷地面積は6919平方m、建築面積は3435平方m、延べ床面積は6664平方m。ドックシェルター21基、貨物用エレベーター1基、1.5トン垂直搬送機2基を備える。近接駐車場として乗用車30台、トラック(2トン、4トン、10トン)50台を確保。非常用電源設備として太陽光発電やリチウムイオンバッテリーの設置を予定。省エネにも配慮しており、全室LED照明を導入するほか、デマンドコントロールを備える。

同センターは10年にわたる経営計画の締めくくり。バーコードによる管理など、効率的でミスが少ないシステムを導入予定。主に首都圏西部から静岡県東部向けの商品を取り扱う。2月には地鎮祭が行われ、伊澤社長並びに伊澤文孝専務を始めとした同社幹部のほか、施主である大和ハウスリアルティマネジメント関係者、施工者の大和ハウス工業神奈川西支社の関係者らが列席した。

◎関連リンク→ 横浜低温流通株式会社