マリネックス(大阪市北区)はこのほど、最新鋭の冷凍ウイングセミトレーラの導入が通算100台を突破したと発表。

ウレタンオープンフォーミング工法を採用し、継ぎ板構造でできた次世代断熱パネル「PANECT(パネクト)」を用いた同車両は、軽量化が図れたことにより、最大積載量20トンを実現。本社営業部の正木課長は、「従来、冷凍車の最大積載量は19トン程度がほとんどだった。荷物の単位は20tということも多く、輸送効率の向上のため、パネクト車の導入に至った」と語る。

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さらに、ウレタン製断熱の採用により、断熱性能が約20%アップ。同課長は、「当社は車両の美観にもこだわっており、1枚板の当パネクト車両は積載量確保と断熱性向上に加え、美しさもクリアできた」と説明する。「今後も増車を予定しており、年内に150台程度が納車される見込み。将来的には200台の導入を目指す」とコメントしている。

 

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