精密機械や大型機械、雑貨などを輸送する大阪陸運(鮫島久輝社長、大阪府守口市)はこのほど、12トン500kg積載可能の4軸低床総輪エアサス、格納ゲート付きウイング車を導入した。

この車両はイベントや展示会などの輸送で用いられ、普段は通常の雑貨輸送も行う。今回、この新車を乗務するドライバーは富永慎司さん。通称・トミーさんが専任ドライバーであることから、ナンバープレートも「103」となっている。

もともと同社大型車は末広がりの意味合いから、すべて8000番で統一されていた。しかし、自分の乗務トラックにもっと愛着を持ってもらうために、これからはドライバーに関連した番号を採用していくという。

鮫島社長は「トラックは会社にとってもドライバーにとっても大切な商売道具。それを大事に使ってもらえるよう、あだ名や名前にちなんだナンバーを付けていくことを提案した。新車で導入した2トン車も、ドライバーのあだ名がジージーであることから『212』にした。今後も今以上に車両に愛着を持ってもらうことで、ドライバーも会社もさらに繁栄していきたい」と話した。

同社では先月も8トンウイング車を導入。今後も車両入替や増車を進めていくとしている。

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