中部トラック総合研修センター(みよし市)でこのほど、第25期物流安全管理士講座の修了式が行われ、37人に認定証が授与された。

同講座は愛ト協が独自に設ける認定資格。5か月間の10講座で安全管理について学ぶ。最終講では、受講生それぞれが作成した安全管理計画書をもとに各自発表。成果を披露し合い、自社の体制づくり構築へのヒントを得る機会とした。

受講生代表に認定証が授与された後、愛ト協の牟田光良専務理事が祝辞を述べ、事業用自動車総合安全プラン2025に基づいて言及。「各方面で取り組みが始まっているが、それぞれの職場に落とし込んで実践していく鍵となるのはまさに皆様方、物流安全管理士だと思っている」と活躍に期待し、「ここで得た人脈や知識を最大限に活用し、自社や業界の安全性向上に寄与していただきたい」と締めくくった。

研修部の村上祥司安全指導課長は「様々な学びや気づきがあったと思う。命は一つも犠牲にしないという信念で、自社での死亡事故ゼロを目指して安全管理に努めてほしい」と話し、今後も指導に力を注ぐ姿勢を示した。