陸上貨物運送事業労働災害防止協会(陸災防:渡邉健二会長、東京都港区)は11月9日、第36回フォークリフト運転競技大会の優勝者とともに、厚労省を訪れ、後藤茂之大臣を表敬訪問した。

今年の全国フォークリフト運転競技大会は、10月2日から3日にかけて、中部トラック総合研修センターで行われた。地方大会出場者は300人を超え、その中から一般の部で今村英二さん(日立物流)、女性の部で太治萌葉さん(同)がそれぞれ優勝した。

後藤大臣を前に、陸災防の渡邉会長が、今村さんと太宰さんを紹介した上で、大会当日の様子などを説明した。

一方、後藤大臣は両名に祝辞を述べ、「フォークリフトに起因する労働災害は多発しているが、今後も技術に磨きをかけて、後輩の模範となり、それぞれの事業場における労働災害防止の推進に貢献していただきたい」と労った。

今村さんと太治さんは「今まで以上に安全意識を持ち、職場の安全につなげていきたい」(今村氏)、「今回の大会で学んだことを後輩にも伝えていきたい」(太宰氏)とそれぞれ話し、さらなる安全な職場作りに尽力していくことを誓った。

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