全国約100社の引越会社が参加する引越しプラットフォームサービス 「HAKOPLA(ハコプラ)」を運営しているリベロ(鹿島秀俊社長、東京都港区)は11月から、souco(中原久根人社長、同千代田区)との協業で、ハコプラの新メニュー「倉庫マッチング」サービスの提供を開始。

倉庫マッチング(倉庫共同利用)サービスは、以前からハコプラ参加会社から要望のあった引越業界における荷物の一時保管や倉庫利用に関わる課題に応えたもので、2020年1月のハコプラ定例会で実現できなかったsoucoとの協業を今回、料金体系や契約方法などのスキームを見直すことで実現した。

引っ越しの際に発生する「荷物の一時保管」、 対応状況と各社が抱える課題については、ハコプラへ参加する引越会社102社を対象に、アンケート調査(21年10月現在。有効回答数: 61社)を実施。多くの引越会社が荷物の一時預かりをオプションサービスとして利用者へ提供していることがわかった。

その中で、引越会社が抱える課題点として「自社倉庫の管理が大変」「倉庫事業者との契約が大変」など様々な意見が寄せられた。それらの意見をもとに今回、ハコプラの管理画面からオンラインで利用料金の確認や、希望エリアの倉庫事業者との契約ができる仕組みを構築した。

同社は「1日に倉庫マッチングサービスの提供を開始して以降、来春の繁忙期へ向けて申し込みが来ている」とし、「今後も参加引越会社の要望に応える様々なサービスを開発・提供していく」としている。

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