福山通運(小丸成洋社長、広島県福山市)は福山城築城400年記念事業の推進を目的に、福山城博物館の展示改修事業に関する全事業費5億円を寄付した。10月27日、福山城公園内の福寿会館で枝広直幹・同市長と小丸社長が出席し、寄附受納式が執り行われた。

来年の築城400年に向けて、城の価値や魅力を後世に伝えるための取り組みに賛同し、教育文化振興の観点から同博物館の全面リニューアル事業への寄付を決めたという。

同社は、これまでも同市に対して福寿会館をはじめ大規模事業基金、市立大学図書館の整備と充実のための寄付のほか、児童用の不織布マスクや小中学校への扇風機の寄贈など、創業の地「福山」への支援、協力を多数行っている。

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