1月に39歳の誕生日を迎えたライフバンク(愛知県海部郡大治町)の古瀬友幸社長。30代最後の年となる2023年の目標を、「しっかりする」の一語に込めた。

30代を振り返る古瀬社長は、「もっとやれると変な期待があった。でもこれでよかった」とスイッチを切り替え、経験と成長も得たとして充実感に主眼を転じた。昨年は利益に対し責任を持つことを実践でき、自分にも従業員にも厳しさを持てるようになったことで、「強い体質に変えていく要素ができた」と実感を語り、今年は数字・サービスともに、さらなる向上を目指す。「しっかりする」は会社と自分、双方に向けた言葉だ。

ビジョンに「日本一笑顔あふれる物流企業」を掲げる同社では、KGI(重要目標達成指標)に社員定着率98%を設定。

「40代は企業理念『We smile,for smile』を追求していくだけ。本質を大切にしたい」と話す古瀬社長のこの一年の活躍に注目したい。

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