ドイツに本社を置くGermanBionicが開発したパワースーツ 「Cray X」を日本企業へ提案しているGBS(東京都中央区)は11月2日、コネクテッド・パワースーツ 「Cray X」がエフピコ物流(小泉哲社長、広島県福山市)に導入されたと発表。初期導入の九州配送センター(佐賀県神埼郡)を始め、同社の配送センター5拠点での活用を予定している。

同製品は、Wi―Fiを搭載し、データを収集できるコネクテッドタイプのパワースーツ。装着者の動作をサポート・強化することで、職場での事故や筋肉の圧迫による疾病を予防するという。

小泉社長は、「社会の変化に対応するためにも、『ロボット』『システム』『機械』と『人力』が一体となる機能のモデルが必要になる。機械やロボットに任せられることは任せ、人にしかできないことは人がやる。そう考え、効率を追求することで、物流の安定供給を目指す」とコメントしている。

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