全ト協(坂本克己会長)は「飲酒運転のない地域社会を!! トラック業界が範を示そう!!」として、9月28日、坂本会長は新しく就任した中村格警察庁長官を表敬訪問し、業界関係者一丸となって「トラック運送業界から飲酒運転を根絶してまいりたい」と強い決意を述べた。

坂本会長は同21日にも、新任の警察庁の楠芳伸交通局長と面会し、全ト協が今年策定した「トラック事業における総合安全プラン2025」のほか、11月16日から展開する「正しい運転・明るい輸送運動」などについて説明し、業界を挙げての交通・労働災害事故防止への決意を語った。また、広報紙「広報とらっく」1日号では、多くの運送事業者が冬用タイヤに交換する時期であることから、トラックのタイヤ交換作業・点検で気を付けるべきポイント等2ページにわたり詳しく掲載、紙面でも事故防止を呼びかけている。

さらに、9月30日に厚労省・労働基準局安全衛生部長から来た「陸上貨物運送事業における労働災害防止に向けたより一層の取り組みについて」との安全に関する協力要請に従い、「ロールボックスパレット/テールゲートリフター、使う前の5つの基本 チェックリスト」のリーフレット等を広報紙と共に配布する予定。

このほか、昨年はコロナ禍の影響で中止となった「全国トラックドライバー・コンテスト」が、今年は完全無観客で23、24日の2日間、茨城県ひたちなか市で開催される。表彰式は25日、第一ホテル東京(東京都港区)で執り行う予定。

 

◎関連リンク→ 公益社団法人全日本トラック協会