日立物流は、経済産業省、国土交通省、日本ロジスティクスシステム協会(JILS)が主催する 令和4年度物流パートナーシップ優良事業者表彰において、江崎グリコ、グリコチャネルクリエイト、サプライヤー各社と共同で取り組んだ「川上から川下までのトータル物流効率化による、環境・労 働負荷軽減と持続性向上~マザーセンター設置によるBtoB中小規模配送網効率化~」が、「グリーン物流パートナーシップ会議特別賞」を受賞した。

この表彰は、環境負荷の低減、物流の生産性向上など、持続可能な物流体系の構築に向けて荷主企業と物流事業者が連携した取り組みを普及促進するため、特に顕著な功績があった事業者を表彰するもの。

今回同社は、荷主企業とともに取り組んだ物流効率化による環境・労働負荷軽減と持続性の向上が評価され、共同で受賞した。

これまで負担となっていた、首都圏のグリコチャネルクリエイト販売センターへの高頻度の小口配送と手作業での荷下ろしを、マザーセンターから各販売センターへ巡回配送する方法に変更。大幅な車両台数削減とCO2排出量削減の実現に成功した。

結果として、配送に使用するトラック台数を94%(5万1480台)削減、トラック台数の削減により輸送時に排出されるCO2を61%削減、販売センターの集約により事務所から排出されるCO2を11.3t-CO2/年 削減、荷降ろし作業の効率化により作業時間を60%削減に至った。

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