ドライバーユニフォームのCUP スーツのような仕事着「XWos」を新開発
トラックドライバー専用ユニフォームを手掛けるシーユーピー(岡山市北区)は、物流現場の様々なシーンに溶け込むスーツのような仕事着「XWos(クロスウォス)」を新たに開発した。
「Xover Work style(クロスオーバーワークスタイル)」の概念から誕生した同製品について同社営業部の平井学氏は、「ただの動きやすいスーツでもフォーマルなワーキングウェアでもない、『現場で本当に着られる新しいスーツ』」と形容。「ワーキングメーカーとしてのノウハウを最大限に活かし、機能性はもちろん、素材からディティール、デザインまでこだわり抜いた。スーツならではの品格と、ワーキングウェアのタフなテイストが物流現場とうまくマッチし、目新しい雰囲気を醸し出す」と説明する。
ジャケットはネイビーとブラックの2色展開。襟を寝かせた時はテーラードジャケット風、立てるとスタンドカラージャケットになる2WAYカラーを採用。「業務中のTPOや気分に合った着こなしを楽しめる豊かな表情も魅力」としている。
両胸にはファスナー付きポケットを配置し、腕にはペン差しポケット、入れたものが落ちにくい被せフタ仕様の腰ポケットの内側にはカギ等が付けられるDカンを備えるなど、ドライバー向けに機能性も高めている。
また、独自の立体裁断により腕の上げ下げを妨げない「アクティブアーム」も採用。脇の内側部分には汗などの嫌な匂いを吸収分解する消臭テープを使用している。
ボトムスは、裾に向かって細くなるテーパードシルエット。平井氏は、「上品なシルエットが特徴で程よいゆとりも持たせた。いまやワークウエアの定番となったストレッチ素材だが、ピタッとしていない自然なフィット感がトレンドのポイント。動きやすさを兼ね備えながら、運送業で鍛えられた太ももをスタイリッシュに包み込む」と説明する。スキッパー仕様の襟と消臭機能を施した生地が特徴的なニットシャツも同シリーズで展開している。
同氏は、「今までにないスタイルで、運送業の新しいイメージの構築を目指す」」とし、「若年層の人材採用面でも効果が期待できるのでは」と自信を示す。
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