はちどり(石原慧子社長、愛知県安城市)が運営し、トラックに係る各種研修を展開するコアラドライブ安城(倉地徹校長)ではこのほど、6台目となる被害者支援型自動販売機を二輪コース内に設置。被害者サポートセンターあいち(白柳事務局長)が同校を表敬訪問し、石原社長に感謝状を贈呈した。

同校では2017年に、4台の同自販機を設置し、今年新たに2台増設。県内では計58台となった。この取り組みは売上金の3%がベンダーを通して同センターに寄付される仕組みで、寄付金は犯罪や交通事故被害者のさまざまな支援活動に生かされる。

白柳事務局長は「飲料1本1本の購入が被害者支援につながる。増設していただきありがたい。寄付型と掲示することで活動が認知されるだけでも価値がある」と敬意を表した。

石原社長は「交通事故も含め、犯罪被害にあわれた方の少しでもお役に立てれば。キャッシュレス時代の今、募金箱があってもなかなか寄付は集まらない。自販機なら設置しているかぎり寄付は続く。持続可能な社会貢献活動として、無意識でも多くの人に参加してもらえることが大切」と交通社会に深く関わる立場から、被害者支援の重要性について言明した。

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