古紙を中心に鋼材や精密機械を中四国、関西に運ぶ岡村商運(岡村龍次社長、広島県福山市)では、トラックのフロントガラスの全国出張交換事業を手掛けている。広島と近県の運送会社を中心に、あらゆる大きさの車両を数十件施工するなど実績を伸ばしている。

同社では運送事業を主軸に資源回収、梱包材などに使う再生・未使用新聞紙の販売、荷台を活用するトラックステージなどの事業も展開しており、フロントガラス交換もこの一つ。社長は、「運送の隣接業種として、営業に行く時の武器になれば」といい、3年程前に同事業に着手した。

特長は、自動車ガラス専門店の全国ネットワークを生かした対応の早さにあるという。また、「フロントガラスは交換頻度が低いからこそ、お客はできれば安く済ませたいところだろう」と考え、4万2000円(施工費・消費税込み。車種や地域で変動あり)という一律料金を設定している。

 

依頼先に出張して施工するため、持ち込みの煩わしさもなく、車検証だけで見積もり可能だという。「運送会社は駐車場が広く、作業スペースは十分確保できる」とのこと。施工は近隣の協力会社が行い、JIS規格以上の厳しい基準をクリアした海外製ガラスを使用。なお、普通車も施工可能。

 

◎関連リンク→ 有限会社岡村商運