出光興産・T2・いすゞ 「IRD」実証開始、自動運転トラックで試験利用
1回閲覧
Image: weekly-net.co.jp
出光興産(酒井則明社長、東京都千代田区)、T2(熊部雅友社長、同)、いすゞ自動車(山口真宏社長、横浜市西区)の3社は、次世代バイオディーゼル燃料の普及に向けた連携を開始する。
7月2日に行われた合同説明会で、出光興産は、「今夏より、次世代バイオディーゼル燃料『出光リニューアブルディーゼル(IRD)』をT2に供給する」と発表。IRDは、バイオマス資源(廃食油など)を原料として製造される高品質な軽油代替燃料で、従来のバイオ軽油より高品質なため、通常軽油と同等に使用することができる。

このIRDをT2が関東~関西を結ぶ高速道路で運送会社に提供しているレベル2自動運転トラック(商用運行中)のうち1台で試験利用を行う。試験利用段階では、自動運転トラックの無人、有人運転を切り替える拠点「トランスゲート綾瀬」(神奈川県綾瀬市)近くの同社施設でIRDを給油する。
いすゞ自動車では、T2の自動運転トラックでのIRDの利用に対し車両への品質影響を確認したうえで、軽油利用時と同等のオペレーションで修理・メンテナンスサービスを提供する。
IRDは、供給インフラ、コスト、制度、サービス面で課題があるため、今後の普及に向けてこれらの課題解決が重要となるが、出光興産では、可搬式燃料タンクを活用した給油体制の構築や専用サービスステーションの検討などIRDの普及環境を整備するとしている。
