横浜冷凍(古瀬健児社長、横浜市西区)は、北海道河西郡芽室町に建設していた「十勝フードバレー物流センター」が竣工した。

十勝地区で4拠点目となる同センターは、同社の国内施設として初めて全自動倉庫システムを導入。省人化と多様な人材が働きやすい環境づくりを両立させた先進的な施設となっている。

収容能力は約2万3233トン。十勝地区全体では計8万7000トンを超え、道内最大級の低温物流拠点となる。

BCP対策として減震対策に加え、太陽光発電設備(150kW)、リチウムイオン蓄電池(73.77kWh)、自立型パワーコンディショナーなどを備え、停電時の電力供給にも対応。道内の他拠点と連携し、持続可能な物流網の構築を進めていく方針。所在地は北海道河西郡芽室町東芽室北1線9―30、敷地面積は7739平方m、延べ床面積は5035平方m。鉄骨造で、全自動ラックは7680パレット。

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