ゼロ(髙橋俊博社長、川崎市幸区)は、2025年繁忙期の業務効率化と納期の安定化をはかるため、主力物流拠点のひとつである川崎カスタマーサービスセンター(川崎市東扇島)で、繁忙期対策プロジェクト「川崎プロジェクト」を実施した。

 

3月中旬から4月中旬は、年度末の引っ越しシーズンと新年度開始に伴う車両移動が重なる繁忙期。物流の2024年問題も加わり、輸送依頼が通常よりも増加することが予想され、例年以上の配車調整や納期遅延などの深刻な課題が発生する懸念があったという。

 

同プロジェクトでは、23区や横浜市など首都圏エリアの車両引き取り範囲を見直したほか、構内作業員チームを再編成。8時間×3交代制による24時間稼働体制を確立した。また、積み下ろし作業を1か所に集約し、物流拠点や港での一括管理を実現した。その結果、例年3月の繁忙期のピーク時には、車両で埋まりがちであった同センターでも混雑期間を短縮。改善効果があらわれたとしている。

 

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