中部運輸局ら4局が合同パトロール 連携図り是正指導を強化
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Image: weekly-net.co.jp
中部運輸局はこのほど、愛知県内で近畿運輸局、中国運輸局、九州運輸局と合同パトロールを実施。トラック・物流Gメンの活動の一環として荷主企業や物流センターを中心に24年問題の啓発活動を行った。4局が合同パトロールするのは初めて。
全国のトラック事業者等から中部運輸局管内の荷主情報が寄せられている。今回、通報を受けた情報をもとに適正な取引を阻害する疑いのある荷主や元請事業者を中心にアポなし訪問。24年問題の認識度や環境改善を図る取り組みについて聞き取りを行い、加えて周知活動を行った。パトロールは「小牧市・一宮市」「名古屋市・東海市」「西尾市・高浜市」の3エリアに分かれて行われ、計23の疑いのある荷主企業や物流センターを回った。
トラック・物流Gメンによる聞き取り調査では、調査したGメンが管轄していない他地域の荷主企業の情報が多く、加えて匿名による通報のため、情報の不確定要素があるという。そこで各運輸局同士が連携を取ることで、さらなる是正指導の強化が期待される。
また、パトロール終了後、報告会が行われた。