サンケイ城北サービス 紙の保管や断裁加工、輸送まで可能な倉庫
7回閲覧

Image: weekly-net.co.jp
【大阪】折込広告(チラシ)や新聞の運送業・倉庫業をメインに事業展開しているサンケイ城北サービス(柘植茂社長、東大阪市)。新聞折込広告は50年以上にわたり、現在も府下の新聞販売店に配達し続けている。
現在、本社物流センターのある建物は、大手製紙メーカーが共同で建てた全天候型倉庫で、総床面積は5600坪、天井高は6.5m(使用倉庫)、耐荷重3.5トン/平方mを誇る紙専用倉庫。同社はそのうち、2階部分の約800坪を占有している。
令和に入り、洋紙・板紙・特殊加工紙・最高級塗工紙を扱う製紙メーカーの専属倉庫・物流拠点として取引を開始し、紙の加工、原紙の取り扱いに本格的に参入。特殊な紙の取り扱いで得た経験をベースに、令和4年には板紙の倉庫として大手紙代理店の商品を預かり、さらに、紙の裁断を専門とする加工会社を同社倉庫内に入れ、常時3台の断裁機が稼働しており、紙の保管、断裁加工、輸送を可能にした倉庫となっている。
さらに、スリッター加工を行う企業が同倉庫内にテナントとして入居しており、お互い連携を取ってさまざまな加工に対して対応できる希少な倉庫となっている。執行役員の鍋井克行センター長は、「1年を経過した今年4月時点で、お預かりしている板紙の物量も増えており、より紙の倉庫として充実させ、さらに現在のお取引先との取り扱い拡大とともに、新たな需要も取り込めれば」と意欲を示す。
◎関連リンク→ サンケイ城北サービス株式会社
ご感想、情報提供など皆様からのコメントをお待ちしております!
お気軽にコメントしてください♪