出光興産は11月21日、焼津市内のアポロステーション150号焼津SSで「焼津まぐろ円滑輸送サポート宣言」を行い、あわせて同社で展開する金属添加剤を使用しないディーゼルエンジンオイル「AshFree」を、協力企業であるハッスイトランスポート(静岡県焼津市)へ寄贈した。

AshFreeはその特性からDPF詰まりの防止に有効とされ、ドライバーの手間や軽油の燃焼を必要とする手動再生の頻度を低減することで労働時間の短縮やエコドライブ、加えてトータル的なコスト削減につながるというもの。式典では関係者らが同製品の解説を行いながらその活用を通したメリットにふれ、2024年問題などに直面する多くの物流企業をサポートしたいとの考えを前向きに発信した。

式典内ではあいさつも行ったハッスイトランスポートの佐伯靖則社長はAshFreeについて、「2年前の発売直後から使用しているが、現在のところ手動再生はほとんど発生していない状況」と手応えに言及。また鮮魚を運ぶ冷凍車は電力の供給源であるエンジンの稼働時間が長いことから、その恩恵を受けやすい点も指摘した。

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