ブルボンやロッテら 31フィートスーパーURコンテナ活用のラウンド輸送開始
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Image: weekly-net.co.jp
ブルボン(新潟県柏崎市)、ロッテ(東京都新宿区)、曙運輸(埼玉県越谷市)、全国通運(東京都中央区)、日本貨物鉄道(同渋谷区)、日本石油輸送(同品川区)は、日本石油輸送が所有する31フィートスーパーURコンテナを活用した鉄道によるラウンドマッチング輸送を11月28日から開始した。
スーパーURコンテナは、日本石油輸送が所有する真空断熱パネルを採用したもので、冷蔵コンテナよりも高い断熱性能を備えており、より一層の温度維持が必要な品物を運ぶのに最適だという。ラウンドマッチング輸送は、貨物を目的地で下ろした後、空車で回送することなく適合する貨物を見つけ、出発地まで戻ることで、往路と復路の車両の積載率を高め、ドレージコストの低減を図る輸送方式を指す。
今回、ブルボンの福岡県内の物流センターに納品後、同じコンテナをロッテ九州工場(福岡県)から大阪府内の倉庫に向けた輸送に活用するマッチングを行った。ブルボンは工場で生産した「アルフォート」「ルマンド」などの製品を福岡県内物流センターに輸送し、ロッテ九州工場から大阪府内の倉庫へは「チョコパイ」などの製品を輸送する。
ロッテは、「同業2社による物流部門でのコラボレーションを行うことにより、輸送にかかる総コストを削減できるだけでなく、労働力不足の解消など、物流効率化にも貢献できる」とし、「当社は当区間を鉄道輸送に切り替えることで、CO2排出量を年間17.0トン(削減率80.3%)削減する」としている。
◎関連リンク→ 日本貨物鉄道株式会社
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