皆さんこんにちは、日本事故防止推進機構(JAPPA)理事長の上西一美です。今年から「愛知県警察安全運転サポーター」に就任しましたが、先日、白バイ隊員の方に、私のYouTubeに出演して頂きました。

非常に印象的な話が多かったのですが、特に印象に残ったのは、「道路交通法を守れば、必ず交通事故はなくなるという信念で取り締まりを行っています」という強い言葉でした。

私は交通事故に関わるようになって25年経ちますが、その前の自分の運転(20代前半ですが…)は、人に指導できるような運転ではありませんでした。しかし、交通事故に関わり、さらにドライブレコーダーの映像を2万件以上見ていると、まさに「交通違反=交通事故」だと確信しています。

加害事故のドライブレコーダー映像を見て、道交法違反がなかった映像は、私の記憶にありません。逆に言うと、それ程、よく考えられた法律ということになります。しかし、現況は、多くの運転者が違反し検挙されると、「法律がおかしい」とか「警察官がおかしい」など、言い訳や責任転嫁をしているのです。

私は検挙されるということは、他人(この場合は警察官)から、その運転をすると、いずれ交通事故をし、人を殺すかもしれないという警告だとセミナーでお伝えしています。違反をして言い訳や責任転嫁をする前に、世の中の運転者が、自分が1つのミスで他人の命を奪う乗り物に乗っていることをまずは考えて欲しいし、それを伝えることが私の仕事でもあることを今回のインタビューでは改めて教えて頂きました。