サンワネッツ(水谷欣志社長、静岡県袋井市)は12月3日、同社浜松白鳥物流センター施設内で14回目となるフォークリフト研修会を開催し、各拠点から77人が参加した。

冒頭で言葉を述べた水谷社長はこの日の開催に謝意を表明した上でコロナの現状や年末の繁忙期にふれながらあいさつ。燃料をはじめとした値上げ傾向の社会情勢を指摘しつつ「運賃交渉には事故防止が欠かせない要素」として従業員らへ理解を求めた。

 

研修はデモンストレーションに続いて班を分けて実技と座学をローテーションする形で展開。「随時の一旦停止」「爪差後退時の注意点」「搬送時、爪を指定高にする」「進路の障害有無の確認」「搬送時における爪のティルト」「狭い箇所での最徐行」といった作業時における「6つの手順」を重点項目とした。

 

水谷社長は同研修会について、「実技と座学を同時に行うことが事故防止においては有効」と語ってその意義に言及。技術向上と学びの機会を地道に積み上げていくことが現場の品質向上へとつながり、同社を支える礎になるとの考えを示している。

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